MOTOBREAKでブートキャンプ


7:30。海ほたるパーキングエリアで、先日SUGO祭りに参加したharadaくんと合流。スキルアップを望む彼を茂原ツインサーキットのMOTOBREAKに連れていき、走り込むのだ。
言わばブートキャンプである。


茂原は今日も暑くなりそうだぞ!

日曜日の開催だけあって、いつになく盛況の茂原。
クラス分けは、ミニ、初級、中級、上級の4つとなっている。
特に今回は、中級クラスに20台以上もエントリーしており、混雑や渋滞が予想される。

サーキット走行2回目のharadaくんは、もちろん初級に参加。
goochさんは、混雑していても中級に参加。
そしてkurokiは、混雑回避&haradaくんの引率のため、初級に参加することに。
(インチキ!というツッコミはナシの方向で)

実感したライスク効果

先日参加したライディングスクールの効果は、1回目の走行からハッキリ感じられる。

  • 早めに滑らかにブレーキングを開始する(頑張りすぎない)
  • ブレーキング中はアクセルを全閉
  • コーナーの奥までブレーキを引きずっていく

これだけで、走るのが格段に楽になった。流して走っていたつもりでも、57秒台のタイムが出ている。
イイ感じじゃないか!

自分の走りを変えたい同僚

2回目の走行は、ラインがよくわからないと嘆くharadaくんの先導に徹する。
ゆっくり走ったことで、kuroki自身にも思わぬ収穫が。
コーナリング時の「くるん」と回る感覚が、よく感じられるようになった。

ところが3回目の走行で、haradaくんが痛恨の転倒を喫してしまう。
2コーナーでのスリップダウンだった。

身体の方は、ちょっと打撲した程度。
大した怪我はしていないのが幸いだった(ホッ!)。



マシンの方は、チェンジペダルが折れてしまい、シフトチェンジができなくなっていた。
残念ながら、走行会はリタイヤ。自走できないのでレッカーを呼ぶことに…。


昼食を取りながら、反省会を実施。

kurokiが見るに、今の走りではマシンに十分な荷重を与えられていない。
だから、コーナリング中の挙動が不安定になるし、思ったように曲がらない。
その状態で、バンク角だけを増やしてしまった結果、スリップダウンを招いてしまったと考えられる。

goochさんとkurokiからのアドバイスは、「HMSに通って荷重移動の基本を学ぼう!」だ。
実際、HMSで学んだ基本テクニックは、コース上での走りにバッチリ生きている。
経験を重ねれば重ねるほど、「あの時言われたことは、そういうことだったんだ!」とつながりを発見できる。

haradaくん自身も、自分の走りを変えたい!と前向き。
F4は高荷重を要求するマシンなので、そのレベルの走りができるまでは、イージーにライディングを楽しめるマシンに乗り換えた方が上達しやすいと提案もした。
意のままに操れる感覚を味わえれば、自信を持ってバイクを扱えるはず。


F4の売却を決意したharadaくんは、レッカー車で千葉の稲毛にあるディーラーへ旅立って行った。
さて、次期harada号はどうなるのか、楽しみだ。

念願の55秒切り


午後からは、中級クラスにチェンジしてペースを上げて周回する。
55秒~56秒台のタイムが、コンスタントに出るようになった。


苦手な2コーナーや、ヘリポートコーナーを、難なくこなせるようになっている自分に驚く。
コーナーの奥までブレーキを残していくことで、コーナー直前での作業が減り、余裕ができた。
しっかり路面をグリップした状態になるので、マシンの挙動が安定したと考えられる。

壁をひとつ、超えられたかも。

ライテクが向上したことを裏付けるように、タイムの短縮に成功。
5回目の走行で、念願の55秒切り。54”542をマークした。
TRXで到達できればいいな、と思っていたタイムだったので、素直に嬉しい。

かなり走りが改善されたが、まだまだ課題は残っている。


前乗り傾向だねと、見学していたくりきさんから指摘を受けた。
次回はこの辺りを改善してみようと思う。

むしろ、指摘されたことを自分の走りにどうやって組み込むか?
それが明確にイメージできるようになってきたのが、もしかして一番の進歩かも。

しかし、ホントにいいバイクだね、TRXって!
特に今は、TRXとの歯車が噛み合っている感じが心地いい。

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