7月16日の海の日。
宇井選手が校長を務める「ウィズランライディングスクール」に参加した。
同行者の参加者は、goochさんとbombさん。
開催場所は、筑波サーキットコース1000。
天気は快晴。気温は35度を超える真夏日の中での、暑い(熱い?)スクールとなった。
スクール受講によってkurokiのライディングの課題を明らかにして、次の段階へステップアップするキッカケを掴もうと思っていた。
結論から言うと、もう目からウロコ。課題がシッカリと浮き彫りになった。
スクールの内容
レクチャー付きサーキット走行会、と考えて間違いないだろう。
午前1回、午後に1回ずつ、必ずアドバイスを受けられる。
- ライディングフォームのレクチャー(座学)
- コース1000でのフリー走行
- インストラクターがフリー走行を観察し、各自のレベルに合ったアドバイス
次回もなるべく都合をつけて参加をしたい!と思わせる内容だった。
このスクールのメリットはこんな感じ。
- コンパクトなコースなので、全周の走りを観察してもらえる
- わかりやすい明快なアドバイスが得られる
- 宇井選手やスタッフの皆さんがフレンドリー
kurokiのライディング課題
kurokiは午前に小室選手、午後は青山周平選手からアドバイスを受けた。
コース2000でのフリー走行後に遊びに来てくれた、Y’s FACTORYのよねさんにもアドバイスを受けた。
その結果、二つの課題が判明。
1.ブレーキングが滑らかでない
2.コーナリングにメリハリがない
1つ目の課題の詳細は…
- 強めにかけ過ぎている(頑張りすぎ)
- ON/OFFのようにハッキリし過ぎている
- コーナリングまでに、ほぼ全ての減速を終えてしまっている
- 一気にバンキングしておらず、迷いが見られる
2つ目の課題の詳細は…
- 定常円旋回でダラダラ曲がっている
では、どうやって解決すればいいのか?
その方法をわかりやすく解説してもらえた
1.ブレーキングが滑らかでない
コーナーの奥の、一番速度が落ちるポイントまで、アクセルを全閉にして、フロントブレーキを残していく。
一番速度が落ちるポイントに来たら、バイクと共にイン側へグラッと倒れる。
この時、イン側の肘はタンクに付くように閉じる。イン側ステップは小指の付け根を意識して、軽くステップに乗せる。
そうすると、おむすび型を描くようにマシンがぎゅんと旋回するそうだ。
2.コーナリングにメリハリがない
できるだけ早くアクセルを開けられるように、積極的にラインを作ることが必要。
そのためには、1のコーナリングを身につけて、一気に向きを変えられないといけないそうだ。
あとは走りこむのみ!
せっかくもらえたアドバイス、キチンとモノにしないと、スクール代の元が取れないからね(笑)。
記憶が鮮明なうちにコースを走りこんでいきたい!
ちなみに、「それは遠まわしに、バイクを乗り換えろと言われたんだよ」と、よねさんから横やりが(苦笑)。
TRXでは、ブレーキを残しながらコーナーに入るようになると、フロントタイヤがズッズッと滑るような現象に見舞われるそうだ。
これはタイヤの問題でも、サスの問題でもなく、フレームがたわむことによって発生する現象とのこと。
もっとひどくなると、フロントタイヤからのインフォメーションが無機質になり、結果ステーンと逝ってしまうらしい。
kurokiの走りが、TRXの限界域にかなり近づいてきているそうだ。
これ以上のレベルアップを望むなら、TRXでは厳しいと思った。
そろそろ乗り換える頃合いかな、と思うのだった。
goochさんも楽しそうに走っていた。
bombさんも課題が見つかったらしい。
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