kuroki号のエンジンは、クランクが焼き付いてしまっていた。
ピストンにも大量のカーボンが付着していた。
そんなkuroki号は、ishijimaさんから譲り受けたエンジンをベースにして、モトスプリング酒井さんの手によって無事復活したのだった!(パチパチ)
Newエンジン インプレ
簡単にNewエンジンのインプレをしちゃおう。
排気音がくぐもって、吹け上がりが若干鈍い感じ。圧縮が14になっていることが影響しているみたい。
ただ、今までよりも排気音の迫力が増している。どどん!という感じ。
トルクが2割ぐらい増した感じで、パワフルに路面を蹴る。
蔵前橋通りの直線を加速したときに、今までよりも路面を蹴る感じを明確に感じられた。
エンジンからのビートの粒が揃っていて、後輪にトラクションがかかる感じが気持ちいい!
首都高中央環状線のコーナーで、アクセルを開けながらターンしたときに感動した。コーナリング性能まで上がったかも!?と思わせてくれる。
やっぱりエンジンは心臓ではなくて頭と例えられるもんだな。
ただ、ミッションの入りが渋い。ishijimaさんから譲り受けたベースエンジンから渋かったのかも。
もしくはエンジンオイルのMOTUL 300Vが硬いままなのかもしれないので、しばらくは様子見かな。
バーダルを入れたら、もうちょっとタッチが良くなるのかな?
kurokiは指1本挟んだ状態でクラッチが切れる状態が好み。現状は一杯まで握らないとクラッチが切れない。
ワイヤーだけで調整するのは難しいそうなので、今度モトスプリングへ持ち込むことになった。シフト部分のグリスアップをすれば、タッチも多少改善されるかも。
今回のメニューは、単なる組み直し。
ボアアップとか、バランス取りとかは特に行わず、消耗部品の交換と組み直しだけだった。
それでもこんなに変わるんだ!と、結構驚いている。以前FCRを搭載したときに感じた驚きに近いかも。
ちなみに、今回のオーバーホールにかかった料金は、24万円強だった。
腰上だけのオーバーホールでしたら、16万円ぐらいで済んだかも。
kuroki号は56,000kmでエンジンがダメになったが、TRX仲間のエンジンも同じようにへたってきていると思う。
徐々に性能が劣化しているので、なかなか気づかないかもしれないけど、オーバーホール後のエンジンと乗り比べれば、明確に差を感じられる。
一念発起して腰上だけでもオーバーホールすれば、みなさんのTRXもぐっと変わるはず!
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