TRXのシートには、すぐにケツが痛くなると思っている。
XJR1200のワイラックスシートでは、そんなこと無かったのに‥‥。
先日、温泉リベンジツーリングで見たともゑ号には、河名シート製作所でアンコ抜き&表皮変更されたシートが装着されていた。跨らせてもらったが、とても良い感触だった。
実は、kurokiも河名シート製作所に、作業を依頼したことがあるのだ。XJR1200のシートの表皮交換&前下がりを解消するためにね。
またあそこでカスタムを頼もうかなぁ‥‥と思っているうちに、年が明けてしまった。
今年もきっと、あちこち走りに行くだろう。
寒くなってバイクに乗らなくなっている今こそ、シートをカスタムするチャンス!
そう決心をして重い腰を上げ、メールで見積もりを依頼したのが1月6日のこと。
翌々日にシートを発送し、待つこと約1ヶ月。
念願のカスタムシートがようやく今日、到着したのだ。
目指せ理想のシート
河名シート製作所のサイトには、こう書いてある。
不都合なところを改善し良い方向に仕上げていく為にいまの不都合なところをいっぱい言ってください。
なので、出来るだけ具体的に注文を出してみた。
- 日帰りツーリングと峠を走ることがメインのバイク
- とにかく今のシートは尻が疲れて困っている
- 1日の走行距離は500kmを超えることがザラなので、もっと乗り心地が良く、尻が疲れないシートを希望
- イメージとしては、XJR1200のワイラックスシートのような感触にしたい
- 峠やサーキットでも走るため、シートの上を移動しやすく、リーンインのポジションを維持しやすい形状を希望
- 座面も前下がりではない、フラットな状態を希望
- シートの表皮は黒を希望
- 今の表皮はツルツル・テカテカと安っぽく光るのが不満なので、しっとりとした上質な感じの表皮を希望
- 革パンで乗るので、Gパンで乗ることは無視して結構
- 足つきは、両足がびたっと付くので不満はない
- 身長は175cm弱
- 体重は65kg弱、装備等を付けると+10kgといったところ
はたして希望通りのシートになったのだろうか。
いい仕事してます
待ちに待ったカスタムシート。スポンジが肉厚になっている。
早速TRXに装着してみる。
肉厚になったスポンジに若干の戸惑いを覚えるが、なんなく装着に成功。
写真じゃ分かり難いが、ノーマルと比較して鋭角なシェイプになっている。
跨ってみて、予想以上のデキに、思わず興奮するkuroki。
尻に伝わる感触がソフトで柔らかいが、だらしなく沈み込みはしない。
鋭角に盛られたスポンジが絶妙。直進時の姿勢も違和感ないし、バンク時にも問題ないだろう。
前下がりが解消されたことも嬉しい。タンク側へ落ちていこうとする力は、ボディブローのようにじわじわと疲労に変わるからね。
前側のスポンジが肉厚になった分、タンクの半分近くがシートで隠れている。
座面もフラットになってイイ感じ!
実車合わせをせずにここまで仕上がるとは、さすが職人。いい仕事をしている。
今年のツーリングが楽しみだ。
ちなみにお値段は、3万8千円ナリ。
たくさん走って元を取らねば(汗)。
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