納車早々の大雨

今日はTRXの納車日である。
会社行事のおかげで早く帰ることができたkurokiは、15:00頃にはYSP松戸東に到着していた。

実はこのTRX、以前の愛車XJR1200で事故に遭った修理代金と、XJR1200の下取りで手に入れたシロモノなのだ。
つまり、タダで新車のTRXを手に入れたってワケ。ええ、周りからは「事故成金」と言われましたさ。
ちなみに過失割合は「100:0」。全て向こうの保険持ちだった。

XJR1200は気に入っていたので修理して乗り続けても良かったが、数ヶ月後に車検を控えていたこと、XJR1200の重たさにウンザリしていたことも手伝って、買い換えを決意した次第。
今村店長の「いい加減、買い換えなさいよ」が、最後の一押しになったワケであり。

TRXの納車整備中、墨汁のような黒い雲が上空を覆う。やがて叩き付けるような大雨が降り出した。
さすがに納車直後の新車で雨天走行をする気にはなれず、初乗りはお預けとなった。
そして今日は、YSP松戸東にTRXを置いて帰ることにした。

納車早々出鼻をくじかれるとは、ついてないなあ。
はっ!? TRXをタダで手に入れてたバチが当たったのか!?

パチモンbremboキャリパー

TRXには、bremboキャリパーが装着されている。
しかしその実態は、フジコーポレーションのOEM(他社ブランドの製品を製造すること)だったりして。
クチの悪い連中からは「ヤマンボ(YAMAha + bremBO)キャリパー」と呼ばれることも。

初乗りがパーになって、暇を持て余していましたkurokiは、ヤマンボの証であるbremboマークの赤い塗装を削り落としてみることにした。
サンドペーパーでシコシコと、赤い塗装を削って銀色の地肌を出す。
地肌があらかた露出したところで、研磨剤で仕上げを行います。

これで、本物のbremboのように見え‥‥なくもないか。
パッドピンが2本のままだから、見る人が見たらパチモンbremboキャリパーだってわかっちゃうけどね。

何はともあれ、TRXのファーストカスタムは、パチモン作りからだったのだ。