日差しはあっても肌寒い12月の日曜日、TRXで館山道を突っ走る。
リミッターが作動する非常識な速度域まで引っ張っても、新しく購入した革ジャケットは快適だ。
YSP松戸東が主催するマザー牧場ツーリングに参加したkurokiは、先日購入したPAIR SLOPEの革ジャケットG-62 RIDINGの着心地をチェックしているのだ。
期待通りの快適さに、頬のゆるみが止まらない。
PAIR SLOPE G-62 RIDING インプレッション
ここでちょっと日付をさかのぼる。
12月7日の土曜日、待ちに待ったPAIR SLOPE G-62 RIDINGが、自宅に送られてきた。
嫁の冷ややかで刺すような視線を避けつつ、モスグリーンの革ジャケットに袖を通す。
イイものを手に入れたぞと、直感で感じる。
早速試乗と行きたかったが、外は冷たい冬の雨が降り続き、いつまでも止む気配を見せない。
しかも翌日は、初雪まで降る始末。ちっとも試乗に行けやしない。
4日後、Y’s FACTORYに行ったときに初めて着たが、距離や速度などが不足している上、寒すぎて、大したチェックもできなかった。
今日のツーリングで、ようやく効果を体験できるシチュエーションとなったワケ。
今まで街着を使い回していただけに、なおさらライディング専用に作り込まれた革ジャケットの快適さを実感する。
ざっと、メリットを挙げてみると、
- 革ジャケットは風圧でバタつかない。高速走行時も風圧に翻弄されることが少ないので、疲れが減る。ミラーも見やすくなる。
- 前傾姿勢が取りやすいような裁断になっている。姿勢の維持が楽なので、疲れが減る。
- 一般的に革は重いと言われるが、このジャケットは着た感じがスゴく軽い。繊維にはかなわないけど、疲れない程度の重さだ。
- デザイン面も申し分ない。いかにもバイク用、という感じが薄れていてグッド。
- 防寒用インナーも確かな効果を発揮する。フリースみたいにモコモコしないのが好印象。
逆にデメリットは、
- 街着としてはかなり窮屈で動きにくい。
- 防寒用インナーは半袖なので、腕先は寒い。それを補うには、ゴアテックスのインナーウエアなどが必要(高いけど)。フリースはモコモコしすぎて着られない。
これぐらいで、実際大した問題じゃない。
総じて言えるのは、かゆいところに手が届く作り込みがなされた、非常に満足感の高いジャケットであることだ。
値段は高いが、それに見合うだけの価値はあると確信している。
フロントフォーク インプレッション
フロントフォークもノーマル状態に戻したが、優しいフィーリングが実に心地いい。
OHLINSスプリング → 純正スプリング・オイル粘度15 → ホワイトパワースプリングと推移してきたが、ノーマル状態(純正スプリング・オイル粘度10)が最も「リラックス」して走れる。
今後サスペンションをチューニングすることになっても、純正のフィーリングを軸にして、精度を細かくする方向で行きたいと思った。
純正に戻したことは、方向性を再確認する上で意味あることだったと言えるだろう。
マザー牧場ツーリング
マザー牧場ツーリングは、淡々と移動しただけで、走りに関して特筆すべき点はない。
ジンギスカンとバンジージャンプが全てだと言えるだろう(笑)。
ジンギスカンは、とても美味しかった。
大笹牧場とはエライ違いだ。しかもコッチの方が安いし。
バンジージャンプ前で萎縮するG氏。実はkurokiも、バンジー初体験なのだ。
後楽園ゆうえんちのフリーフォールで懲りたkurokiは、もう二度と落ちモノはやらないと思っていたのだが、他のメンバーが飛んでるのを見て、やりたくなってしまったのだ(節操なくてすんません)。
下から見上げているときは、大したことがなさそうな気がしたが、上がってそれは間違いだったと悟る。
え?これを落ちるのかよ?
降りるんじゃなくって(汗)。
これから飛ぶぞと見下ろしたときは、さすがに身がすくんだ。
躊躇していると怖くなって飛べなくなるので、さくっと飛んでみる。
あっという間に地面が近づいたと思えば、もの凄い力で上に引っ張り上げられる。
また落ちて、引っ張り上げられて‥‥を繰り返し、収束したところでゆっくり地面に降りる。
飛ぶ瞬間は怖かったが、コレは結構クセになるなと思った。
またやるか?と聞かれたら、「ちょっと考えさせて」と言ってしまいそうだが(苦笑)。
とはいえ、なんだかんだで楽しかったのだ。