新潟お泊まりツーリング ’05(前編)

「今年の裏磐梯計画はないのかなー」

7月某日、ゆういちさんからのメールを読んだkurokiは焦った。
結婚間近の彼女から「計画あるなら早く教えて!」って煽られているんだそうで。

慌てて検討した結果、今年の宿泊ツーリングは、裏磐梯ではなく新潟・湯沢となった。
yokoGさんの顔が利く宿があるという安直な理由なのだが、動きの鈍いkurokiを見るに見かねて提案されたという背景があったりして。

いやあ、面目ない(汗)。


午前6:00。松戸の自宅を出発。


小岩のyokoG工房に立ち寄って、空気圧のチェックをさせてもらい、yokoGさんと一緒に高坂SAを目指す。


空は青く晴れ渡り、気分爽快なツーリング日和‥‥といきたいところだが、さにあらず。
ムシムシと不愉快に暑い日だ。
湿り気を多く含む空気が身体中にまとわりつき、じっとしているだけで、汗がジワッと染み出てくる。


午前7:30。関越道高坂SAに到着。
関東組メンバーと合流して、全員が揃ったところで一気に移動する。


午前9:30。道の駅「雷電くるみの里」に到着。
上信越道小諸ICを降りて、バイパスを少しだけ走ったところが、今回の集合場所である。


先に到着していた信州組と合流。
また、運良く(悪く!?)居合わせた小諸のTRX乗り、shimizuさんを捕獲。
今回のツーリングへご招待することに成功した。


ナオエ@お寝坊さんも到着。goochさんからは途中で合流すると連絡があった。
あんどーさんは仕事の都合で宿に直行するらしい。
ほぼ全員が揃ったので、恒例のミーティングが始まった。

「trx850.jpのツーリングへようこそ!」

今回参加したメンバーは下記の通り(五十音順)。

  • 宿泊組
    • ariさん
    • あんどーさん
    • Iidaさん
    • goochさん
    • shinさん
    • shimizuさん
    • charaoさん
    • hirokuboさん
    • ゆういちさん
    • yokoGさん
    • kuroki
  • 日帰り組
    • Saikiさん
    • つばささん
    • ナオエさん
    • みつおきさん
    • yasuoさん

午前10:00。雷電くるみの里を出発。


地蔵峠を経由し、つまごいパノラマラインに入る。

いつも我々が使うビューポイントに到着。
ここで休憩して、試乗会などするつもりだったが、キャベツの出荷作業の真っ最中だった。
不審そうな目で、10数台のTRXを眺める、農家の皆さん。
いたたまれない気持ちになり、早々にこの場を撤退した。

もう、次の休憩ポイントまで行ってしまおう。


なだらかな中高速コーナーの続くつまごいパノラマラインを走り抜けて、志賀草津道路(R292)に入ると、急激にバイクの台数が増える。
クルマの台数も多く、何台もの大型バスも混じっている。
抜いていくことを諦めたkurokiは、景色を味わいながら、流して走ることに決めた。
yasuoさんら激走グループは、あっという間に視界から消えてしまう。


長い上り坂が、うねうねと縫うような道が、延々と続く。


木立に覆われた道だったが、木々の背丈は徐々に低くなり、やがて荒涼とした岩肌が露出する景色に変化する。
蒸し暑かった空気が冷たく堅く締まり、メッシュジャケットから吹き込む冷気に、思わず身震いしてしまう。

一気に高度を稼いだことを、肌で実感する。


国道標高最高地点の渋峠(2,172m)を超えると、交通量がグッと減った。
流して走るつもりだったが、ちょっとペースを上げてみよう。


kuroki号をスピードに乗せる。前を走るクルマやバイクをパスしながら、ワインディングロードを駆け抜ける。
志賀草津道路は、長くて楽しい。こういうところは、ぜひ平日に来たいもんだなあ。


志賀高原に入った。
奥志賀、焼額を通過し、丸池で待っていた先頭グループと合流。




後続を待っていると、圧倒的な台数のバイクが、駐車場に流れ込んできた。
総勢50台はいただろうか。
何のグループかはわからないが、とにかくスゴイ台数だ。


同車種ばかりが集まる我々だって、負けてはいないぞ。
少なくとも、気持ち悪さだけではw

ちなみに、そのグループにTRXは‥‥1台も存在しなかった。
バイク界一般と我々とのギャップを、肌で感じたひとときだった。


午後12:20。丸池を出発。


yasuoさん。


charaoさん。


hirokuboさん。


shimizuさん。


ariさん。


つばささん。

今しがた下ってきた道を若干戻り、途中から左に折れて、奥志賀スーパー林道に入る。

奥志賀スーパー林道は、全長70キロという圧倒的な長さで名を馳せた林道だ。
かつて有料林道だったときはダートだったが、無料開放された今は全線が舗装され、オンロードバイクでも気軽に走ることが出来るようになったようだ。
実際、kurokiも走るのは初めてだが、全長70キロは伊達ではない。とにかく長い!

延々と延々と、片側一車線のブラインドコーナーが果てしなく続く。
対向車を注意しながらのライディングが長時間に渡ると、やがて気力との戦いとなる。
淡々と淡々と、コーナーをさばいていく。

野沢温泉スキー場にやって来た。
視界が開けて見通しが良くなる箇所で、先頭グループに追いついた。

ここでは思わぬトラブルが発生していた。
なんと、ナオエ号が林の中に落ちてしまったらしい。
下り坂なのにギアが入っていなかったことが原因で、独りでに動き出したナオエ号は、林の中にズボっと。


男ばかりが10人以上もいるので、救出作業は滞りなく行われた。
TRXイジリに長けた方々も多いので、破損箇所の応急措置だってサクサクと。
ただ、ぐんにゃり曲がったブレーキレバーが、ナオエさんの凹みっぷりをあらわしているようだった。



午後2:00。野沢温泉の温泉街にした。待望の昼飯だ!
食い意地番長オススメの、うなぎ新屋(あたらしや)に到着。

実はIidaさんだけが、奥志賀スーパー林道を避け、R117を使って先回りをしてくれていた。
そのお陰で、席取りは済んでいたものの、我々本体の到着が遅れたため、待ちぼうけを食らったIidaさんの居心地はめっちゃ悪かったようだ(すまん!)。


食い意地番長イチオシの、鳥照り焼き丼!


うまーい!舌鼓を打つgoochさん。


いじくり日記の撮影に、ご協力願います。
お預け中のshinさん(笑)。


ふー!食べた食べた。


日帰り組とは、昼飯の後でお別れとなる。
どの峠道をつないで帰ろうかと、密談を続ける日帰り組。


青いTRXの4連星。踏み台は誰?


日帰り組とは、ここでお別れ。


気をつけて帰ってね~!


宿泊組も、見送りを済ませた後、新潟の越後湯沢温泉へ向かって走り出す。


交通量の少ないR117を、軽快に流していく。
途中で走行写真を撮影したりして、呑気な走行を続けていたkuroki達。

越後田沢でR353へ入る頃には、青かった空が灰色に覆われていた。
峠道をぐんぐん上っていくと、空の色がぐんぐん黒ずんでいく。

下山するまで持ってくれよ、そんな想いも空しく、耐えきれなくなった空から、ついに大量の雨粒がばらまかれた。
石内の街中に入る直前の、宿泊地の舞子後楽園まで、あと10数キロのポイントだった。


ゆういち号は、キャブの不調で出発が遅れていた。
何度も何度も押しがけを試みて、どうにかこうにかエンジンに火が入った。

待っていてくれたcharaoさんと一緒に、宿へ急ぐ。

R353に入った頃には、頭上の空は墨汁のように真っ黒だった。
長い峠道を上りきり、トンネルを抜けたところで、滝のような大雨に見舞われた。

大粒の雨粒が大地に衝突して粉々に砕け散り、白い霞になって、空中に霧散する。
有効視界がみるみる狭くなり、100m先の標識ですらハッキリ確認できない。

そんな矢先、自動販売機の並ぶ駐車場を発見。
雨よけがあるっぽい。あそこでなら雨具を着込めそうだ。

ブレーキをかけて車速を落とし、駐車場に入ろうとしたところ、見覚えのある人物が、傘を差して待っていた。
誰であろうその人物は、最凶雨男、Iidaさんなのだった‥‥。


kuroki達が本日の宿、飯士山荘に到着したときは、雨雲から抜けたところだった。
雨具を片付けてひとっ風呂を浴びた後、飯士山荘にも滝のような夕立が降り出した。


遅れてきたゆういちさん。


charaoさん。


そして元凶のIidaさん。
道に迷いながらも、なんとか宿に到着した。

降りしきる雨は、ますます激しさを増す。
超特大のフラッシュを焚いたように、辺り一面が真っ白になったら、バーン、間髪入れず重低音の破裂音が響き渡る。

激しい雷雨を背景に現れたのが、夕立番長、あんどーさんだった。
主の到着を激しく演出した夕立雲は、足早に去っていった‥‥。



飯士山荘の夕食は、豪華だ。
品数豊富で、しかも量が多く、味も悪くない。
みんなでワイワイと騒ぎながら、ビールや日本酒を飲みつつ、ひたすら食べまくる。


晩飯の後も、部屋の中でもウダウダと飲みながらの楽しい夜が更けていくのだ。


伝説のバグスター星人も登場するのだった。

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