ある日、yokoGさんからメールが届いた。
鈴木猛単亜進(スズキモータース:YSP葛飾)主催の「スポーツランドSUGO 国際レーシングコース走行会」の連絡が入りましたのでお知らせします。
trx850.jp枠を何名分か確保しているので、よかったら参加しませんか?
SUGOみたいなフルコースを、思う存分走れる機会なんて、そうめったにあるもんじゃない。
速攻で「参加します!」と返信を書くのだった。
trx850.jpからの参加メンバー
- Iida
- ishijima
- くりき
- tatuya
- ma-sa
- yokoG
- kuroki
これらの面々がtrx850.jpからの参加者だ(50音順・敬称略)。
なお、今回のSUGO走行会は、宿泊と走行会がセットになっている。
SUGOでの走行は10月12日(火)の午前中。
併設されたホテル「くぬぎ山荘」に前日から宿泊するため、時間的に無理なく参加できる。
ホテルに向かうまでは、鈴木猛単亜進の皆さんとツーリングすることになった。
ところがこのツーリング、とんでもなくハイペースで刺激的だった。
正直、参加したのを後悔したほどに(苦笑)。
大谷PA
午前8:30。東北道大谷PA。
霧よりは若干大きい雨粒が絶え間なく降り注ぐ、あいにくの空模様だった。
なんとyokoGさん、鈴木猛単亜進では雨男と呼ばれているそうだ。
それに加え、trx850.jpの最強雨男Iidaさんまでいるのだから、この空模様はなるべくしてなったと言える(笑)。
とにもかくにも、これから仙台まで雨天走行を強いられるのかと思うと、気分はこの上なくブルーに。
kuroki以上にブルーだったのは、ma-saさんだった。
ma-sa号には、AMS-FUJIIでセッティングしたFCRが装着されているのだが、今日になって全くフケなくなってしまった。
アクセル全開でも100km/hがやっとという状況では、せっかくの走行会が台無しだ(SUGOでは最高速200km/hを遙かに超える)。
yokoGさんが、キャブをバラしてクリップの段数を変更した。
これでしばらく様子を見てみるしかない。
驚愕のペース
出発進行。
噂には聞いていたが、鈴木猛単亜進の皆さんは、手をつけられないぐらいに飛ばす。
高速だけでなく下道に降りても、まーとにかく、飛ばす飛ばす。
このペースは、尋常ではない。
ヘタれなkurokiは、早々に追いかけるのを放棄してしまった。
しかし、ルートの伝達が非常におおざっぱな割に、極めて上手く機能していることには感心した。
曲がり角などのポイントで、先頭グループの誰か一人が必ず待ち、後続の道案内をする。
最後尾になった人は、また尋常ではないペースで追い抜いていくのだが。
脱落者を出さずに、集団を目的地に運ぶシステムは、なかなか良くできている。
trx850.jpのツーリングは、回数を重ねるたびにスケジュールやルートが緻密になる傾向にあったが、それとは全く逆だ。
こんなに大雑把にやってもいいんだと、ある種のカルチャーショックを受けた。
trx850.jpでも、こういう方法をもっと取り入れて、幹事の負担を減らす方向に持って行きたいなあ。
開催するのが負担になっちゃ元も子もないんで。
喜多方ラーメン
宇都宮ICで下道へ降り、日光→会津若松→喜多方というルートを走った。
会津若松に入ると、雨雲を抜けて晴天になった。
国道118号、国道121号と走って喜多方に入る。
国道沿いにある「みのや」にてランチとなった。
お待ちかねの喜多方ラーメン。だが、あまり感動はない。
先々月の裏磐梯オフで食べた「まこと食堂」が良すぎたのだ。
もっとも、この人数で入れるだけ、ありがたいのだ。
喜多方ラーメンの後は、また峠道。
仙台方面へ北上すると、福島と山形の県境の米沢近辺で、また大雨に見舞われる。
さっき脱いだ雨具を、慌てて着込む。
あー、こんなことならワンボックスカー借りて、高速を淡々と移動した方が良かったなあ、とボロッと弱音を吐いてしまう。
米沢から東へ、国道113号(七ヶ宿街道)に入る。
雨も上がり、路面もドライになってきた。
雨具を履いているためシートが滑りやすいが、その分荷重のかけ方の良いトレーニングになる。
どの位置に座ればタイヤに荷重がかかるのか、とてもわかりやすい。
結果的に、翌日の走行会に向けての良い足慣らしになったかも。
くぬぎ山荘
午後5時。スポーツランドSUGOに到着。
くぬぎ山荘にチェックインし、露天風呂につかって今日の汗を流す。
雨天走行でグショグショになった身体を洗い流せるのは、ホントにホントに気持ちいい。
夜は宴会を楽しみ、部屋に戻ってからはyokoGさんらと談笑。
明日の走行会を楽しみに、早々に就寝した。
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