2月初旬。
Iidaさんより、新春ツーリングの提案があった。
房総は館山まで走って、新鮮な海の幸と珈琲に舌鼓を打たないか、と。
で、紹介されたのが、ここ。
さすがにtrx850.jpの食いしんぼ番長(新呼称)。
「食い」に対するアンテナが違う。
イベント掲示板で参加者を募集したところ、冬はツーリングに飢えている方が多いのか、食いつきは上々で。
最終的に、以下の方々が参加することになった(五十音順、敬称略)。
- あんどー
- ishijima
- おおつか
- gooch
- サイトウ
- 鈴木
- charao
- naka
- hirokubo
- みつおき
- yasuo@TDM850
- ゆういち
- yokoG
- kuroki
残念なことに、言い出しっぺのIidaさんは、仕事で不参加になってしまった。
合掌(ちーん)。
今日のルート
今回のツーリングの行程は、房総の道に詳しいおおつかさんが提案してくださったルート案を、ほぼそのまま採用している。
加えて、一般道での先導役もしていただいた(気を遣うんだよね、先導って)。
この場を借りて、おおつかさんに感謝!感謝!
ルート | デキゴト |
---|---|
館山道 市原SA | 千葉組集合地点。 |
↓館山道 | |
館山道 姉崎袖ヶ浦IC | |
↓房総の峠道 | nakaさんトラブル。 |
道の駅きょなん | 神奈川組と合流。本集合場所。 |
↓県道89号 | |
↓国道410号 | |
千倉 | 市場食堂 亀屋でランチ。 |
↓県道86号 | |
館山 | 珈琲館サルビアで珈琲タイム。 |
↓国道459号 | |
↓県道86号 | 神奈川組とお別れ。 |
↓県道34号 | |
↓国道410号 | |
館山道 姉崎袖ヶ浦IC | |
↓館山道 | |
館山道 市原SA | 解散。 |
集合
午前7:00過ぎ。
京葉道路鬼高PAを出発したkuroki達5名は、いつものように混雑した京葉道路を、南へ南へとひた走る。
雨だと告げられていた週間天気予報は覆り、素晴らしい好天に恵まれた。
穏やかな気温。カラッとした陽気。まさに絶好のツーリング日和だ。
午前8:00。
定刻通り、千葉組の待ち合わせ場所、館山道市原SAに滑り込んだ。
ここでは、以下の8名が集合する(五十音順、敬称略)。
- あんどー
- ishijima
- おおつか
- gooch
- charao
- naka
- yokoG
- kuroki
トラブル発生
全員集まったところで、神奈川組の待つ、道の駅きょなんへ向かう。
高速道路を移動するだけじゃ味気ないので、おおつかさんに先導して頂き、房総の山道を抜けていくことに。
幹事のkurokiは、最後尾に付いて、皆さんのフォーロー役を担う。
市街地を抜けると、細かいコーナーが連続する道に入る。
峠と言うほど迫力はないが、それなりに走り応えのあるコーナーが続く。
やがて、交通量の少ないガラガラの道に入った。
全体のペースが上がっていったその直後、トラブルは起きた。
kurokiの2台前を走るnakaさんが、コーナーを曲がりきれず、道路脇の側溝に落ちてしまったのだ。
ほんの一瞬のデキゴトだった。
急いで、先を行ったメンバーを呼び戻す。
側溝にハマったnaka号を引っ張り上げて、車体の損傷を確認すると‥‥。
フロントホイールが変形したことによる、フロントタイヤのパンク。
クランクケース下部が割れたことによる、エンジンオイルの漏れ。
自走不可能なのは、誰に目にも明らかだった。
nakaさんの怪我が打ち身程度で済んだのが、不幸中の幸いではある。
全員集合
ベテランライダーが揃ったツーリングは頼もしい、とつくづく思った。
突然のトラブルに対して、各自の判断で自主的に、テキパキと対処を進めていく。
幹事のkurokiがやることがないほどに(汗)。
動けなくなったnaka号のピックアップは、神奈川組の待つ道の駅へ行ってから、手配することになった。
nakaさんはgooch号のタンデムシートに座って移動。
11:00頃、定刻より1時間ほど遅れて、神奈川組と合流した。
レッツ!盆栽品評会(笑)。
お約束の記念撮影を。ばしゃっと。
そうこうしているうちに、館山にあるバイク屋さんに、連絡が取れた。
naka号のピックアップは、このバイク屋さんにお願いすることになった。
1時間ほど経っただろうか。
やって来たバイク屋さんの軽トラに乗って、nakaさんは去っていった。
走りのリズムを掴めず
トラブルが収束したので、早速ツーリングを再開する。
次の目的地は、千倉にある市場食堂 亀屋。
お楽しみの昼飯が、我々を待っている。
混雑した海沿いの道は避けて、房総山中の峠道を抜けるルートで、千倉の海岸へアプローチする。
この峠道も、迫力に欠けるが、細かいコーナーが連続するので、なかなかに忙しい。
しかし、交通量が少ないので気分良く走れた‥‥と言いたいところだが、kurokiは違った。
どうにも上手くリズムに乗れない。
去年掴みかけた感覚を思い出そうと、あれこれ試行錯誤してみるのだが、てんでダメ。まるでダメ。
オノレのヘタレな走りっぷりに凹んだまま、とうとう目的地に到着してしまう。
太平洋が目の前に広がるのだ。
市場食堂 亀屋
とにもかくにも、飯だ、飯。
むさ苦しいバイク乗り13人で、亀屋の離れを占拠する。
別の見方をすれば、隔離されたと言えなくもないが、それはまぁさておき。
むさ苦しい人々を撮影するゆういちさんを撮影(笑)。
お待ちかねの、海の幸である。刺身定食である。
新鮮な海の幸を、炊きたてのホカホカご飯と共に、頬張るのである。
んめ~っ!
海の幸も旨いのだが、それ以上にご飯が旨い。
炊きたてご飯を食べるだけで「日本に生まれて良かった」と思えるシアワセなkurokiにとって、このご飯には、魂ゆさぶられまくり。
しかも、お代わり自由ときた。
んも~、たまらん。
食いしんぼ番長オススメの「さんが定食」は、みつおきさんが食す。
みつおきさん、満面の笑顔。
精算を済ませて。
千倉の海岸でまったりするむさ苦しいTRX乗りども。
青い海。美しい。
珈琲館サルビア
食後のお楽しみは、珈琲だ。
千倉から館山まで移動すること、約30分。
到着した「珈琲館サルビア」は、地元の人にも人気のお店。
漢字の当て字が、珍走テイストなのは気にしちゃいけない。夜露死苦。
満席に近い状態だったが、タイミング良く滑り込むことができた。
そして、kuroki達のテーブルでは「やっぱりデザート、食べたいよね?」と言う流れになった。
サイトウさんは、大人の味、レアチーズケーキを。
みつおきさんは、定番の味、イチゴショートケーキを。
そしてkurokiは、プリンを。
プリンですよ、プ・リ・ン。
皆にオコチャマと笑われようと、kurokiはプリンが、正確にはカスタードが大好きなのさっ。
んめ~っ!
房総ワインディングロード
帰路もまた、おおつかさんの先導で、房総の峠道を走る。
交通量が少ないので、気持ち良いペースで走れる。
先頭グループは遙か彼方に消えてしまったので、最後尾を務めるkurokiは、復習の走りに専念する。
しかし、膝に対してねじれた力が入ってしまっているようで、特に左膝が、脱臼しそうな感覚を覚える。
うむむ。
ここでは無理は避けて、大人しく帰ろう。
後日、サーキットなどのクローズな世界で、ライディングフォームをみっちり調整しよう。
そう思うkurokiだった。
千葉組と神奈川組との分岐点に差しかかかったところで、一旦ブレイク。
道端にバイクを停めて休憩する方もいれば、今来た峠道を再び攻めに行った血気盛んな方々もいる。
血気盛んな先頭は、yokoGさん。最年長なのにスゴイ!
yokoGさんを追走するyasuoさん。
少し遅れて、みつおきさんもスタート。
kurokiは、yasuoさんのTDM850に試乗させていただいた。
TDM850試乗
実は、TDMに乗るのは初体験だったりする。
欧州では、ワインディング・キングの誉れ高きTDM。果たしてどのような乗り味だろうか?
大きめの車体に跨ると、見通しの良い視界に、新鮮な驚きを覚える。
ブラインドコーナーが続く峠道では、この良好な視界は、大きな武器になる。
クラッチを繋いで走り出す。
上り勾配の直線を加速すると、TDMR40φキャブが、凄まじい吸気音を奏でる。
暴力的な力で蹴飛ばされるようにスピードが乗り、コーナーがみるみるうちに迫ってくる。
ブレーキングから、旋回姿勢に入ると、頭の中が疑問符で一杯になった。
なんだこれ?
どうやってターンするん?
最初の数コーナーは戸惑ったが、やがて理解した。
TDMはXJRではない。TRXの姉妹車だってコトを。
積極的にバイクにアクションを起こさないと制御しにくい性格は、TDMでも同じ。
また、タイヤの径が大きいので、より大きいモーションが必要になるようだ。
楽なのに、シビア。
上半身は暖かくて快適な空気の中なのに、下半身は冷たくてキビシイ空気の中にいるかのような、奇妙なごちゃまぜ感。
TDM850は、やはり、マニアックなバイクだった。
しかしながら、慣れたらハマっちゃいそうな予感がする。
満開の桜
東京湾フェリーで帰還する神奈川組に別れを告げる。
千葉組は館山道姉崎袖ヶ浦ICを目指す。
途中、満開の桜が見頃だった、清和県民の森で休憩を取る。
kuroki号とyokoG号。
実はyokoG号、今回からNew Colorなのだ。
桜とkuroki号。夕陽と桜のお陰で、普段より二割増しで美しい(笑)。
このツーリングは、trx850.jpの提供で、お送り致しました。
んがくっく(汗)。
赤いTRXばかり集めてみたの巻。
桜をバックに煽りの一枚。
はっはっはー。と談笑する千葉組。
清和県民の森を後にして館山道へ。
サイトウさんがアクアライン経由で帰還。
市原SAで軽食を取った後、千葉組は解散した。
一方の神奈川組の乗ったフェリーは、久里浜港に接岸した。
そこには、なんと、Iidaさんが待ちかまえていたのだった(笑)。
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