先日のタイヤ交換の際に、Y’s FACTORYで指摘された。
「kurokiさんにしては珍しいね。リアキャリパーが固着してる。」
どきっ。
そうなのだ。
距離を走っている割に、キャリパー清掃をサボッていたのだ。
キャリパー清掃って、キャリパー1つあたり30分かかる、案外面倒な作業だったりする。
単純計算で、前2つ×30分+後ろ1つ×30分=1時間半もかかるため、ついサボりがちになってしまうワケ。
‥‥なんて言い訳してちゃイカン!
意を決して、今日は朝7時起きでキャリパー清掃に勤しむことにした。
Let’s キャリパー清掃
キャリパー清掃は、時間はかかるが単純な作業だ。
使用する道具は、こんなもん。
- 水を張ったバケツ
- 台所用中性洗剤(ママレモンなど)
- 古歯ブラシ
- シリコングリス
ブレーキホースを付けたまま、キャリパーをバイク本体から取り外す。
続いて、ブレーキパッドをキャリパーから取り外す。
ザルに小分けしておくと便利。
キャリパーを、水を張ったバケツの中にどぶんと浸ける。
古歯ブラシと中性洗剤を使って、しゃこしゃこ洗う。
取り外したブレーキパッドも、同じようにしゃこしゃこ、と。
ついでに、ブレーキローターも洗うと効果的。
一通り汚れを落として、軽く乾かしたら、今度はピストンを「揉む」。
飛び出たピストンをキャリパー本体に押し戻し、ブレーキレバーをくいくいと握って、再びピストン出す。
ピストンの出具合が一定になるまでこの作業を繰り返すと、偏摩耗が減る上、鳴きも抑えられる。
ピストンとパッドの接触面に薄くグリスを塗り、ブレーキパッドをキャリパーに取り付ける。
最後に、キャリパーをバイク本体に組み付けて完成だ。
リフレクター装着
実はよねさんに、別の指摘を受けていた。
「ナンバープレートの下にリフレクターがないのはヤバいですよ。
今、公機が目の敵にして取り締まってますから。
こんなつまらないことで、取り締まり食らうなんて、馬鹿馬鹿しいですよ。」
確かにおっしゃる通り。
早速、ナンバープレート用のリフレクターを取り付けることにした。
ナンバープレートを止めているボルトをゆるめ、ナンバーをTRXから取り外す。
ナンバーの裏がチェーンオイルのカスで汚れてるなぁと裏返した瞬間、ナンバーに付いたままだったボルトがぽろっと落ちた。
ころんころんころん‥‥。
転がっていくボルトは、排水溝の穴の中にぽちゃんと落ちた。
ホールインワン!
などと冗談言っている場合ではない。
排水溝を持ち上げてみようとするが、厚さ15cmのコンクリートのフタはビクともしない。
部屋に戻って類似のボルトが無いかと探すが、都合良くそんなボルトはあるワケがない。
横着しなきゃ良かったと、後悔しても時既に遅し。
Y’s FACTORYに連絡し、ボルトを貰いに行くことにした。
電話の向こうから、よねさんの高笑いが聞こえたのだった。
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