巴里バイク事情

kurokiの新婚旅行は、10月5日から10日間、フランスの首都パリだった。

巴里バイク事情

当然国が変わればバイク事情も変わるってワケで、なかなか興味深いものがあった。
てなわけで、そのとき感じたパリのバイク事情を、ざっと書き記してみたい。

なお、今回行ったところは、パリ市街のみ。
ですので、市街地と市街地⇔空港間のハイウェイで情報を採集した。
いわゆる走りどころに行っていないので、その辺は割り引いていただきたい。

巴里バイク事情

パリはかなりの大都市だ。
渋滞もかなりのもので、東京や大阪に匹敵すると考えていいだろう。
なので、すり抜けも当たり前の行為だった。

免許制度か、はたまた保険のせいなのかは知らないが、パリは125ccのバイクがかなり幅を利かせていた。
大排気量車も多く見かけられたが、そのほとんどが600cc以上のクラスで、中間排気量車はオフ車かスクーターぐらいしか見かけなかった。

トップケース多し

日本では珍しいトップケースも、パリでは一般的だった。
kurokiの感覚値だが、40%以上のバイクがトップケースを装着している様子だった。かなりの普及率と言えるのでは?

車種の傾向は、BMWなどの最初からパニアが装備されているもの、ネイキッドやスクーターなどの後付けキャリアが簡単に装着可能なものが多いようだ。
逆に、ライトウェイトを身上とするレプリカには、ほとんど装着されていなかった。
すり抜けを考慮してのことか、パニアケースを付けているのはBMWぐらいだった。

車種の傾向

我らがTRXの姉妹車、YAMAHA TDM850をかなりの数、見かけた。
欧州では「ワインディング・キング」と称され、人気を博していると聞いていたが、どうやら確かなようだ。
日本ではどぎついあのスタイルも、パリの街並みには意外なほどマッチしている。
なお、標準装備か?と見まがう程、TDMのパニア装着率が高かった。

実用車としてのアメリカンは見かけたが(kawasakiのバルカンなど)、チョッパーなどの趣味的要素の強いアメリカンはほとんど見かけない。
アメリカ文化に批判的なお国柄が表れているのかな?


YAMAHA XT600 スーパーバイカーズ仕様。


YAMAHA XJR1200 ビキニカウル仕様。