ナオエさんと二人で、秩父方面へ走り納めツーリングに行ってきた。
極寒ツーリング
kurokiの提案で、名栗経由で秩父へ向かい、小鹿野近辺を走ることになった。ナオエさんの先導で、田舎道をまったりと走り抜ける。
峠道に入ると、さすがにナオエさんは速い。するすると視界の中から消えていく。
県道193号の途中でUターンしてひと休止。名栗へ向かい、正丸峠をかすめて国道299号へ。
芦ヶ久保
午前10:30
道の駅あしがくぼへ到着した頃には、寒さでブルブル状態の我々。
さすがにこの気温では、グリップヒーターも太刀打ちできなかった。食堂で暖かいものを食べ、暖を取ることになった。
kurokiが頼んだかき揚げうどん。
まったく期待していなかったが、意外にまともな味でビックリ。
バイクの森おがの
身体の中から外から暖まったところで、「バイクの森おがの」へ向かう。
秩父ミューズパーク近辺のご機嫌な峠道を走った後、到着したバイクの森は…休館日、だった。
せっかくなので記念撮影でもと思い、ミュージアムの前にTRXを並べていると、居酒屋の大将みたいな方が「写真撮りましょうか?」と話しかけてきた。
何でもこの大将、このバイクの森の館長さんだったそうで。
来年から温泉とミュージアムがセットで1,000円になるという情報を聞いた。
バイク乗りは温泉好きな人が多いので、その向きに合わせたサービス展開をするのは正しいと思った。
両神温泉
午後0:00。
道の駅に併設されている温泉は閉まっていたので、すぐ近くの国民宿舎両神荘の温泉に入ることになりました。
これが、当たりだった!
空いていて、施設は古いが清潔で、温泉は源泉掛け流し。
露天風呂に身体を沈め、ふと青空を見上げると、冷たい冬の風がほっぺたをさらりと撫でていく。
はあ~、極楽極楽。
わらじかつ丼
温泉の後は腹ごしらえを。
小鹿野と言えば「わらじかつ丼」らしいので、それ一本に絞って店を探索する。
わらじかつ丼の元祖であるらしい、「安田屋」に到着した。
閉店ギリギリだが何とか間に合った!と思いきや・・・
な、な、な、なんだってー!
売り切れだったら、さっき電話したときに言ってくれよ!ぷんすか!
気を取り直して2店目の「鹿の子」へ。
田舎の食堂という風情が漂う、なんとも言えない雰囲気の中で待つこと10分。
来た!
これが、わらじかつ丼デス。ボリューム満点デス。
B級な名前や見た目に反して、なかなかの美味だった。
カツの中の肉は軟らかく、ソースが軽くかけられた衣はサックリして、後を引く。
口直しのお新香も、ちゃんと手作りしてますということが感じられ、箸がスイスイ進む。
これが名物になるのは納得できる。
帰路へ
午後2:30
確かな満足感を味わった我々は、今来た道を引き返し、東京へ戻る。
小鹿野~秩父ミューズパーク~芦ヶ久保~名栗と、峠道をつないで走る。
約1時間半の道のりを走り抜け、集合場所だった狭山日高のサンクスに到着。
この一年を軽く振り返り、お互いの今年の走り納めを締めくくるべく、互いの帰路についたのだった。
あー楽しかった!
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