未だにTRXに乗り続けている理由を、聞かれることがある。
- 最近のバイクは欲しいと思わない
- TRXがあってこその自分だ。TRXの無い人生なんてあり得ない
- 相棒(TRX)が終わるときが、バイクを降りるときだ
などの答えを期待している方には、kurokiの答えはガッカリさせてしまうかも。
乗り換えるキッカケがつかめないから という理由ではね。
あ、やっぱりガッカリしました?
もう少し掘り下げる
乗り換えるキッカケがつかめない理由を、もう少し掘り下げてみよう。
1.kuroki自身の性格
思い入れのあるモノとの関係を、自分から終わりに出来ない性格が、乗り換えを妨げる。
ハイサイドくらって廃車とか、盗難に遭ったなどの、乗り換えざるを得ない理由がない限り、キッカケをつかめない。
2.ほどほどに速い
TRXは速くはないけど、遅くはない。
最新鋭リッタースポーツであるYZF-R1相手でも、乗り手と場所によっては、追いつめることが可能。
チギられても所詮TRXだから諦めがつくし(言い訳できるとも言う)。
逆にYZF-R1の側だったら、チギって当然というプレッシャーがあるのでは?
3.適度に難しい
TRXでペースを上げて走ろうとすると、ライダーの意志をキチンとバイクに伝えてやらないと、気持ち良く曲がってくれない。
ゴマカシが効かない正直なバイクなので、やり甲斐がある。
しかし、難しすぎるワケじゃないので、ヘタレライダーには程良いバランス。
4.trx850.jpを運営している
引くに引けない、とはまさにこのことでしょう(笑)。
などの理由があるが、とどのつまりは 予想以上に自分にフィットしたバイクだから手放しがたい ってことになるかな。
多くのバイクに乗ってみたい
TRXにこだわるkurokiだが、決して他の車種を拒否するワケではない。
むしろ、食わず嫌いをせず、多くのバイクを試乗したいと思っている。
試乗する度に、毎回新しい発見がある。
雑誌のインプレや、クチコミ情報などでは見えなかったことが、経験として体内に蓄積される。
そして、これらの経験は、TRXを冷静に見つめる上で、重要なモノサシとなってくれるのだ。
例えば、最新鋭のリッタースポーツに試乗すると、技術の進歩に驚かされる。
ただ速いだけじゃなく、めっちゃ乗りやすく調整されていることに。
サスの動きも上質だし、良く効くブレーキはとてもコントロールしやすい。
何もかもが素晴らしい。
TRXをナンボいじっても、このレベルに到達できないと痛感させられる。
その反面、公道で走る分には、この程度でも十分楽しめることも実感する。
違う視点でTRXを観察することは、イイ刺激になる。ホントに。
まとめ
ここまで書いて、はたと気が付いた。
やっぱりkurokiは、TRXにハマッているんだなって。
「今更何を言うか」などと言う野次が聞こえてきそうだ(笑)。
今もなおTRXに乗り続ける皆さんは、果たしてどのような理由をお持ちだろうか?