前のエントリで「大柄ヨンヒャクを疑問視するつぶやき」を書いた。
今回は逆に、ビックバイク乗りに対する疑問を投げかけてみよう。
ビックバイク乗りの選民意識
ビックバイク(大型バイク)に乗るライダーの多くは、「自分は選ばれたライダーだ」という意識を持ちがち。
特に、合格率の低かった限定解除をくぐり抜けた人に、その傾向が強く見受けられる。
かくいうkurokiも、その類だったりして(汗)。
選ばれたんだから、模範を示すライダーにならなきゃ。
と、前向きな行動を起こすのならば、そのエリート意識も役には立つ。
むしろ問題は、中型免許(現:普通二輪)しか持っていないライダーを蔑視する姿勢が生まれてしまうこと。
免許なんて、公道を走行する上での最低限の技量を保証する程度のものでしかない。
大型二輪や限定解除も、所詮そんなモノ。
ビックバイクに乗るための「権利」を得て、スタートラインに立てただけ。ただそれだけ。
だから、ビックバイクに乗れるってことなんて、別に偉くもなんともない。
ビックバイクを「乗りこなせる」かどうかは、免許の有無とは関係ないしね。
言うまでもないコトだけど、公道で一番偉いのは事故しないヤツ、周囲に迷惑をかけないヤツです。
誤解無きよう。
大型二輪免許は取る価値がある
ビックバイク乗りは中型を蔑視するのがイヤだから、自分は大型二輪を取らないと主張する人もいるようだ。
でもkurokiには、大型二輪を取得する努力を惜しむための言い訳や嫉妬にしか聞こえない。
免許取った上で批判するんなら、説得力があるんだけども。
免許なんて、少々のお金と時間と努力と勇気があればイイ。
普通にバイクに乗っている人なら、誰だって大型二輪を取れるはずと思うけど?
大型免許を取れば、バイク選択の幅が広がるのは間違いない。
経費面も大差ない。消耗品は若干大型の方が高いですが、保険や税金は同額だし。
躊躇するなんてもったいない。
取ってみる価値はあるよ。
結局、基本操作が大切だ
kurokiが言うのもおこがましいのけれども、ビックバイクを乗りこなすには、基本操作をキッチリやる必要がある。
そうしなければ、重い車体はちっとも言うこと聞いてくれない。
- コーナーの手前でキチンと減速をすること
- 両腕から力を抜き、ニーグリップでバンクする車体を安定させること
- 後輪に荷重をかけ、トラクションをかけること
こういった基本操作を、キチンキチンとこなしていかなければ、狙ったラインでコーナーを駆け抜けることは難しい。
軽量な中型バイクだからやれるゴマカシは、残念ながらビックバイクには通用しないのだ。
「乗る」のは誰にでも出来るが、「乗りこなす」のはホントに難しい…。