ついにヒザ擦りに成功!


TRXに乗り始めてから6年目。ついについにヒザ擦りに成功した!

やったぜ~~~!

Y’s FACTORY走行会


筑波サーキットコース1000で行われる、Y’s FACTORY主催の貸切走行会に参加した。
天候は薄曇り。なんとか天気はもちそうだ。


顔見知りの多い集まりなので、気持ちが楽なのだ。

今回は、先日のSUGO走行会で見つかった課題を、重点的にこなしていきたいな、と思う。
ニーグリップをしっかりしてブレーキングするとか、コーナー全体を使ったライン取りとか、いろいろと。

ついにヒザ擦りに成功!

まずは、1本目の走行が終了。
身体、堅いです。

まずはリラックス。そしてニーグリップをしっかりとしなくては。

2本目に入って、ついにその瞬間が訪れた。

ガッ!ガガッ!

kurokiのバンクセンサーが、ついに路面をとらえたのだ。
「ひょっとして‥‥」と思い、いつもよりもイン側に腰をオフセットしてコーナリングすると接地に成功。

思った以上に衝撃が強くてビックリしたが、周回を重ねるたびに、ガーとコーナーの最初から最後まで擦りっぱなしで行けるようになった。

ヒザ擦りを体験したことで、初めてナオエさんからのアドバイスが理解できた。
アクセルを開けて旋回していくということを。

具体的に言うと、まずヒザの接地によって、今のバンク角が読めるようになった、
倒れこんていく不安感から開放され、アクセルを開けることに対する不安感が払拭された。
その結果、今までよりも安定してコーナリングができるようになった。

スピードレンジが上がったことで、複数のコーナーをワンセットでクリアすることも、できつつある。
そうなると、重要になるってくるのは「目線」だね!

課題だった身体の堅さも、大分柔らかくなった。
「のびのびと楽しそうに走ってるね」と言われるようになったのは収穫なのだ。


いい感じにタイヤも削れたしね。

VTR1000SP2とCBR600


走行会では、HONDA VTR1000SP2とHONDA CBR600に試乗させてもらった。

どちらも素晴らしい性能のマシンだった。
サーキット走るならこちらの方が絶対楽しいし、TRXの優位性はない。
「タイムを出したいなら、まだ若いうちに乗り換えるべき」と、Y’s店長のよねさんに強く言われた(私のライディングの師匠の一人)。

ただ、公道ならTRXのほうが楽しいのだ。負け惜しみではなく。
帰りの道すがら、TRXで走りながら、しみじみそう思った。
低い速度でも、高速巡航でも、TRXは味があって楽しいのだ!

ヒザ擦りの余韻に浸る

帰り道、小岩の工房に寄って、yokoGさんに本日の報告がてら、洗車をさせていただく。
やがて、空模様が黒くなり、ゴロゴロピカピカと怪しい雷鳴が聞こえてきたので、大急ぎで練馬へ戻った。

そして、今日は嫁が飲み会に行っているので、石神井の須みずで一人乾杯する。
もちろん、初めてのヒザ擦りに!

雨が降ると思ったら真夏日になり、ひたすら汗をかいた一日だったので、生ビールがめちゃめちゃ旨い。
喉を流れるビールがとにかく心地よいのだ。

しかし…、長い道のりだった…。


1999年11月の時点では、リーンウィズでしか走れなかった。
自分では攻めてるつもりなのだが、写真で見ると直立!


2004年6月には、自分のツナギを購入して走りこみを始めたが、カチコチの走りで主催者から指摘があるほど危なっかしかった。


2005年4月の時点でも、ヒザは地面まで遠い。なんとか身体をインに入れようとしているのが微笑ましい(苦笑)。
ただ、kuroki自身が気づかないうちに、徐々に仕込みは始まっていたようだ。


そして今日、ついに壁を超えた!

思い返すと、最近、走るペースが上がってきていると感じていた。
梅雨空ツーリング新潟ツーリングでyokoGさんから「分厚い皮がゴソッと取れた感じ」と指摘されていたし。
先日のSUGO走行会で、後ろから追いかけて映像を撮ってくれたナオエさんが、何度も「あと2cm!」と思っていたそうだし。

急にヒザが擦れるようになったわけじゃなく、いろんな仕込みがやっとつながった結果なんだろう。

周りから良い刺激やアドバイスが得られる環境があることに、感謝する日々なのだ。
そう思いながら、グイッと生ビールをあおるkurokiだった。

‥‥おっと、飲みすぎには注意せねば。嫁にまた怒られる(汗)。

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