箱根鰻オフ

秋も深まってきた。新蕎麦のシーズンの到来だ。
「新蕎麦、入荷しました」そんな張り紙で知らせる蕎麦屋も目立ってきた。

ムラムラきたのは、kurokiだけではないようだ。
常連メンバーから、多くのリクエスト(催促とも言う)をいただいた。

そこで今年も、小諸のそば七へ新蕎麦を食べに行くツーリングが企画されるのだった。


11月19日。
新蕎麦ツーリングを明日に控えた土曜日の午後、kurokiの携帯が鳴った。
Iidaさんからだった。

明日の小諸地方は、予想気温が0度になりそうだ。
路面凍結が心配されるので、中止した方が良いのでは?
その代わり、暖かな伊豆方面へ行かないか。

という提案だった。

誰かがステーンと逝ってしまうと、何かと大変なことなる。
伊豆方面なら暖かいから、まだ何とかなりそうだし。

そんなワケで、急遽ルートを変更することにした。
当日の低い気温を考慮して、比較的ゆっくり集まり、箱根方面をゆるゆる走って、鰻を食って、温泉入って帰る、いわゆる軟弱プランとなった。


11月19日、午前7:00。
石神井公園のガレージを出たkurokiは、環八を南に向かった。
このガレージに入庫してから初めてのツーリング。
少しドキドキしちゃう。

しかしまあ、寒い。
お日様が顔を出してきたとはいえ、空気は冷たく堅く締まっている。
少しガタガタしちゃう。


高井戸のスタンドでIidaさんと合流し、東京ICから東名高速に乗る。
クルマは多いが、比較的順調に流れている。
こう寒くちゃ全くスピードを出す気がしない。流れに身を任せて走る。

ズバッ!

何台かのビッグバイクが、クルマの列を縫うように抜いていった。
無茶な抜き方をして行ったのが、印象に残った。

クルマの流れが急に悪くなる。右側の追い越し車線で、何か事故があったようだ。
すぐに事故の原因がわかった。さっき抜いていったビッグバイクが‥‥やっちゃっていた。
命だけは無事であってくれよ、と思いつつ、事故現場から走り去った。


厚木ICで東名高速を降りる。
小田原厚木道路の側道である国道271号、県道63号を経由して、西湘バイパスに入る。
不慣れな道だが、Iidaさんが先導してくれるので安心だ。


午前8:30。
集合場所の西湘PAに到着した。


目算で100台ほどのバイクが、駐車場をビッシリ埋め尽くしている。
さすがは箱根の玄関口だけある。

駐車場の片隅に、Iida号とkuroki号を滑り込ませる。
程なくして、千葉組が合流。


先月結婚したばかりのゆういちさんも、挨拶のためだけに合流。
このクソ寒い中、10台以上のTRXが集まった。


午後9:30。
ゆういちさんが自宅に戻っていった直後、あんどー号にトラブルが発生。
ヘッドライト&テールライトが点灯しなくなったのだ。


例によって、手練れのTRXイジリストが集うこのオフ会。
早々にヒューズが原因と判明。予備ヒューズをYokoG号から移植。
ヘッドランプも切れてしまったので、予備のH4バルブをIidaさんが提供。

しかし、ナオエさんが来ない。
東名高速経由で来るはずだから‥‥今朝のバイク事故渋滞に巻き込まれているかも。


ただ待っているのも、もったいない。天気もいいし。
大観山のドライブインで集合することにして、kurokiは走り出すことにした。


Iida号と共に、海沿いの道をゆっくり流して走る。
有料の真鶴道路を避け、国道135号の旧道へ入る。

道幅は若干狭いが、クルマも少ないので快適だ。
くねくねと折れた田舎道を、泳ぐように抜けていく。
なんだかほのぼのとした気持ちになってくる。

国道135号は湯河原の街中に入った。
交差点を右へ折れて、川沿いの県道75号を駆け上がっていくと、椿ラインにつながる。

ここ椿ラインは、関東の腕自慢のライダーが集まることで有名だ。
よーし、kurokiも頑張っちゃうぞー。

‥‥なんてことにはならず、ふぬけ走りで椿ラインを登っていった。
路面温度が低いし、寒さで身体が硬いし、そもそも椿ラインを走るのは久しぶりだし。
などとイイワケを並べているうちに、大観山ドライブインに到着した。



う~~~寒いっ!
寒風吹きすさぶ大観山ドライブイン。かなり厳しい冷え込みだ。
しかし駐車場は、バイクで一杯だった。停める場所を探すのも困難なぐらいだ。

Iida号とkuroki号を空いた隙間に滑り込ませ、後続を待ちつつ、駐車場をブラブラしてみる。





「いったいナンボだ、コレ?」という高価なバイクがゴロゴロしている。
安いTRXに乗っているkuroki達にとっては、ちょっと円遠い世界である。


そんな一角に停まっていたのが、GLUGLU(グルグル)だった。
オートスタッフ末広というショップが独自制作したマシンである。


TRXのエンジンを載っているので、我らが愛機の兄弟車とも言えるマシンだ。


オーナーとは初めてお会いしたが、Web上では面識のある方(Iidaさんを含めて)だったので、すぐにバイク談義に花が咲いた。


そうこうしているうちに、後続も到着。
ちょうど小腹も減ってきたので、鰻を食べに箱根新道を下っていった。



うなぎ亭 友栄に到着した。


お昼時にもかかわらず、運良く座敷が空いていた。ラッキーだ。


程なくして、オーダーした「上うな重」が運ばれてきた。


お重の蓋を取ると、香ばしい蒲焼きの香りが立ち上る。おお、たまらん!


はやる心を静めつつ箸をとり、鰻を切り分ける。おお、やわらかい!
鰻とご飯をほおばると、得も言われぬハーモニーが、口の中に広がるのだった。

至福のひととき。


鰻を堪能した我々は、温泉に浸かることにした。
箱根近辺で入ると、帰りが寒さと渋滞で大変な思いをしそうだ。
地図を調べてみたら、厚木近辺に温泉があるようなので、そちらへ向かうことにした。

あくまでも「軟弱プラン」を外さないよう、首尾一貫とした行動を取るのである(←いばるなって)。

小田原厚木道路を東京方面へ戻って、厚木ICを降りる。
側道を延々と戻るが、一行は一向に温泉にたどり着かない。
いかん、迷子になった(汗)。

結局目的の温泉を見つけることが出来なかったが、そのまま戻るのは悔しい。
そこで厚木IC近くの健康ランド「東名厚木健康センター」へ向かったのだった。

温泉やサウナに入り、宴会場でまったりとする。
雑談をしているうちに、最近引っ越しをしたkurokiが自転車を買つもりだと告げたら、さあ大変。
自転車好きに囲まれて、アレ買えコレ買えの物欲パワーセールス。自転車部の設立構想まで持ち上がる始末。

普段kurokiがやってることが、こんな形で戻ってくるとは思わなんだ(苦笑)。

そんなこんなで夜は暮れ、寒空の中を東京へ戻っていったのだった。

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)