HMSで揉まれてみる #3

今年もY’s FACTORYの貸切HMSが開催されるので、参加を申し込んだ。
基本的な技術を一から見直すことは、いろんな発見があるからね。

クルマでGO

早朝、取手のY’s FACTORYに到着。

天気予報によると、本日の天候は雨模様。
梅雨の真っ只中なのだから、致し方ないとは言えるけど。
HMS自体は雨でも我慢できる。雨天走行の練習にもなるしね。
でも、移動中まで濡れるのはイヤなのじゃ。

そう思って今回は、Y’s FACTORYご一行様に同乗させてもらい、クルマで移動することにしたのだ。
自宅から取手までの移動手段は、もちろん電車でね。

やはり道中は、叩き付けるような大粒の雨に見舞われた。


水戸を過ぎた辺りから雨は小康状態になり、ツインリンクもてぎに到着すると、雨はもう止んでいた。
いや。雨がこれから降り出す場所に先回りした、と言う方が正しかろう。


空気は湿気をふくんで重い。頭上には鉛色の雲が広がっている。
今にも臨界点を突破して、雨粒が落ちてきそうな空だ。

まあ、運を天に預けるしかないか。

午前の部

例によって今回も、中級一日コース。


まずはミーティングルームで、本日のコースの説明が行われる。


倉庫から教習車のCB750を引っ張り出す。今回からピカピカの新車に替わってるじゃないか。嬉しい!
準備体操で身体をほぐしてから、さて、練習開始。


午前の部は、ブレーキングの練習に終始する。
ブレーキロックや急制動などの基礎的な練習だが、単調なようでいて奥が深い。
コンスタントに良いブレーキングをするのは、意外と難しいことに、改めて気付かされる。

峠を漫然と走り込むよりも、目的を持った練習の方が、得られるモノが多いだろうね。

ランチ


午前の部を終了したので、バスに乗って移動だ。
今回もVIPルームに案内される。


昼飯はHMSが用意する折り詰め弁当だ。


会場ではどうやらDE耐!が行われているようだ。


ホームストレートを加速するミニバイク達を、ぼんやりと眺めつつ、弁当をパクつくのだった。

午後の部


午後の部は、八の字走行の練習から。

ちょっとパイロンから離れ気味に入っていき、直立状態のまま減速を済ませる。
フロントタイヤに荷重を残しながら、クルッと素早く旋回をして、マシンを起こす。
ぐわっとアクセルを開けて、次のパイロンへアプローチ。


ぐるぐるぐるぐる‥‥とにかく回る。
パイロンへのアプローチ次第で、随分とクリアしやすさが違うことに気付く。
10分ほど経った頃だろうか。マシンとの一体感が感じられるようになってきた。


パイロンスラロームコースへ移動する。
前回に比べて、随分と難度が上がっている印象を受ける。


先ほどの八の字走行で掴んだ一体感を、より確かなモノにするべく、練習に励む。

とにかく身体はリラックスさせて、腕に力は入れないで。
ニーグリップを意識して、体重をシートに預けるようにして。

だんだんスムーズに走れるようになってくる。
マシンとの一体感も、たまに感じられる状態から、頻繁に感じられる状態になってくる。

後もうちょっと‥‥と思ったところで、時間切れとなった。
ちょっぴり消化不良気味のkurokiなのだった。

う~、もうちょっと走りたかったよ~。


今回連れてきた同僚M氏も、グッタリしつつも楽しめた様子。


そして、レッスン終了を待って、ポツポツと雨が降り出すのだった。


帰り道の高速は、滝のようなダダ雨!
ああ、今回は車で来ていて正解だったと、しみじみ思うのだった。

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