小諸リベンジツーリング


午前6時。
まだ暗い中、kuroki号を引っ張りだす。

先週のツーリングをサボってしまったのは、全くもって、不本意なことだった。
そこで、参加人数が集まらないことは承知の上で、リベンジツーリングを企画した。
集まってくれた物好き(失礼!)は、次の面々である(50音順、敬称略)。

  • Iida
  • gooch
  • Saiki
  • saito
  • たかゆき
  • ゆういち
  • kuroki


午前8時。
集合場所の関越道上里SAは、先週とは打って変わって、素晴らしい好天に恵まれた。
澄みきった晩秋の青空は、胸をきゅっと締め付けられるような清々しい気分になる。

ただし、めっちゃ寒いけど。

暖冬とはいえ、もう11月の下旬である。
日が昇ったばかりの早朝の空気は、冷たく固く容赦がない。

峠道は、日陰の部分が凍結しているかもしれない。
ステーンと逝ってしまっては元も子もないので、今日はゆるゆると走ることに決定!


なお、kurokiの腰巻きは、軟弱アイテムが仕込まれている。


それは‥‥貼るカイロなのだ。
安いくせに、ビックリするぐらい暖かい。丸一日暖かさが持続するし。
超オススメの防寒アイテムなので、やってみてみて!


雑談もそこそこにして、出発する。

関越道から上信越道へ。
山間部に入ると、高度がぐんぐん上昇する。
反比例するように、気温がみるみるドロップする。

柔らかに降り注ぐ朝の日差しのように見えて、刺すように冷たい空気のミスマッチ。
なんか妙な感じだ思いながら、身体を震わせつつTRXを走らせる。


関越道を松井田妙義ICで降りる。
素晴らしい天気!来て良かったぜ!


妙義山の峠道に入る。
路面温度も低いし、落葉も多く、とても滑りやすいコンディションなので、ゆるゆるとコーナーを抜けていく。
いつもなら爆速でかっ飛んでいくゆういち号も、今日は大人しくkuroki号のミラーの中。

妙義山は中低速コーナーが連続するコースである。
リズムが取りやすく走りやすいので、普段は出来るだけ一生懸命走るのだが、今日は景色を眺めながらの走行となる。
妙義山の荒々しい奇岩が、終わりかけた紅葉の間から、現れてはまた消える。
あー、なんか気持ちいいなあ、としみじみ思うのだった。

妙義山を後にして、県道254号を移動。


道の駅 ほっとぱ~く・浅科にて、Saikiさんと合流。
Iidaさんと、なにやら怪しい物品交換行われている。


SUGOワインのロゼ。
こ、こんなもの売ってたんだ!


新鶴本店の塩羊羹が。
これ、さっぱりとした甘みで美味しいんだよな~。


そしてkurokiは、ワンコにまとわりつかれる。

さて、そろそろ小諸へ移動しようか!



小諸のそば七に到着した。
saitoさんとは、ここで合流。


小諸の街中は、なにやらお祭りムードだ


開店時刻の10分前だが、お店の中で待たせてもらうことなった。


さーて、今日もせいろ蕎麦を食べようか。
そう思っていたら、思わぬメニューが目に入った。


「十食限定 石臼手びき ざる 1,200円」

普段kuroki達が現れるときは、大抵午後3時過ぎなので、縁のないメニューである。
しかし、今日は一番乗りだ。限定蕎麦を食べる絶好のチャンスだ!

決まった!

「7人全員、限定蕎麦をお願いしま~す」



程なくして運ばれてきた限定蕎麦。


その神々しいお姿に、思わず姿勢を正してしまう。


写真も撮ったので、さて!



うま~い!


ゆういちさんも、目をかっと開く!

やがて店内は、ずるずると蕎麦をすする音と、時折「う~ん」と唸る声だけに。
皆さん言葉を失いながらも、真剣に蕎麦と対峙している。


さらに、普通のせいろ蕎麦も運ばれてきた。
よろしかったらどうぞ、と店長さんの嬉しいサービスである。


大げさに喜ぶ人たち。

比べてみるとよく判る。両者の味の違いが。
せいろ蕎麦は田舎蕎麦。蕎麦の風味がハッキリしている反面、癖もある味わいだ。
限定蕎麦は更科蕎麦。洗練された味わいだが、蕎麦の味もシッカリ判る。雑味がほとんど無い。

そして、どちらもキッチリ旨い。

強引に例えるなら、せいろ蕎麦が二気筒エンジン、限定蕎麦が四気筒エンジンのフィーリングかな?
どちらが旨いかではなく、好みで選ぶ差異だと思った。



食後は、自家焙煎珈琲こもろへ。


マスターは今日も健在である。

kurokiの好みは、酸味が少なくコクがあり、若干甘みの感じられる珈琲が好みだ。
ここの珈琲は、kurokiのストライクゾーンの内角低めを、えぐり込むように突いてくる。
口に含む度に、「まいった!」と脱帽してしまう。

漠然した夢であるが、将来喫茶店を開きたいなと思っているkuroki。
自宅でも珈琲を淹れているのだが、同じ豆を使っても、どうしてもこの味を実現できずにいる。
いつもタイヤ一つ分、リードされる感じだ。
珈琲を淹れる技術だけでも、まだまだ超えねばならない壁を感じる。
豆を挽くところにも、差はあるかもしれない(頑張ってカットミル買おうかなあ)。

今の時代、ハンバーガーチェーン店でもまっとうな味の珈琲を出すようになった。
コーヒーベンダーの進化は偉大である。
しかし、ベンダーの出す味はまだまだ大雑把であり、繊細な味わいは職人のエリアだろう。
味で差別化を図るなら、このレベルまで到達できないと勝負にならんだろうなあ。


そんな思いを抱きながら、小諸ブレンドと共に自家製チーズケーキを味わう。
チーズケーキの苦手なkurokiであるが、ここのは素直に美味しいと思える。
程良い酸味が、珈琲と良く合うし。

満足ではあるが、kurokiが超えなきゃならないハードルは‥‥高い。



蕎麦と珈琲を堪能した後は、Iidaさんオススメのビューポイントへ向かう。

先ほどまで暑さを感じるほどの日差しだったが、どんよりと雲が立ち込めてきた。
なんだかイヤな予感がする。やっぱり、やっぱり降るのか?

嬬恋村に入る。
高原を切り開いて作られたキャベツ畑が、視界が尽きるまで続く中を走る。


そして到着したビューポイントは、確かに人に勧めたくなる光景だった。
雄大な浅間山を一望できる、素晴らしい展望だ。


ちょっと雲が多いのが残念だ。
良く晴れた日に訪れたら、さぞや気分の良いことだろう。
まぁ、Iidaさんが居るにもかかわらず、雨が降らないだけ良しとするべきだろう。


ビューポイントの前の道は、農道ではあるが幅の広い2車線道路。
適度なRの続くワインディングロードである上、交通量も至って少ない。
走り込むにはもってこいのポイント!

早速試乗会が始まった。


TRXに試乗したり、しゃべったりしていたら、もう午後3時近くになろうとしていた。
頭上を覆う雲の色が、鉛色に支配されつつある。

雨が降る前に、引き上げないと。
試乗会を切り上げて、草津方面に進路を取った。

Saikiさんと途中でお別れ。
国道145号に入り、やや交通量の多い幹線道路を東へ進む。
まとわりつく眠気を振り払いながら、淡々と移動する。

榛名山の北側の峠道を駆け上がる。
暗くなりかけていたことに加え、ガスも出てきている。
ペースを上げず、淡々とコーナーを抜けていく。


榛名湖の湖畔にある国民宿舎 榛名吾妻荘に立ち寄る。
先週、ma-saさんが転倒した際にお世話になったホテルだ。
お礼を申し上げ、そのついでに温泉も楽しませてもらうことに。saitoさんは、温泉に入らずに帰還。

ふ~。
寒い中をひたすら走ってきただけに、この風呂は生き返る。


風呂を上がると、もう外は暗闇の中。
覚悟を決めて走り出すと、本格的に雨が降り出した。

路肩にTRXを停めて、雨具を着込んで再出発。
暗闇の峠道は、晴れていても怖いが、雨が降ると絶望的に視界が悪化する。
対向車とすれ違う度に、シールドの水滴に光が乱反射。視界が奪われる。

何とか峠道を下り終え、関越道渋川伊香保ICに到着した。
やや混雑した関越道を、淡々と移動する。



高坂SAで休憩する頃には、雨もやんでいた。

所沢ICで、たかゆきさんとお別れ。
関越道の練馬料金所で皆さんとお別れしたkurokiは、外環を飛ばして松戸へ帰る。

自宅に到着。
kuroki号を片づけた直後、またもや大粒の雨がざーっと降り始めた。
最後だけは間一髪で雨をやり過ごすことに成功。

そして同じ頃、バケツをひっくり返したような大雨が、Iidaさんを直撃していた。
goochさんとゆういちさんも巻き添えをくらっていた。

「ラーメン食べようよ」と言うIidaさんの誘いは、実は大雨トラップだったのだ。
主を待っていたかのように降る大雨を前にして、goochさんとゆういちさんは、呆然と空を見つめるのだった。


本日のルート。

ルート デキゴト
関越道上里SA 集合地点。
↓関越道
↓上信越道 寒い!
松井田妙義IC
↓県道196号 妙義山。
↓県道51号
↓県道196号
↓国号254号
↓国号142号
道の駅 ほっとぱ~く・浅科 Saikiさんと合流。
↓県道44号
↓県道78号
↓国号141号
そば七 saitoさんと合流。蕎麦うめー!
自家焙煎珈琲こもろ 珈琲とレアチーズケーキうめー!
↓県道79号
↓県道94号
↓国号144号
↓広域農道 見通しが良く気持ちのいい峠道。
ビューポイント 試乗会開催。
↓広域農道
↓県道59号 Saikiさんとお別れ。
↓国号292号
↓国号145号
↓県道28号 榛名山北側の峠道はガスの中。
国民宿舎榛名吾妻荘 saitoさんとお別れした後、温泉でまったり。
↓県道28号
↓県道33号 雨の夜の峠道は怖い‥‥。
↓国号17号
関越道 渋川伊香保IC
↓関越道
関越道 練馬料金所 解散。

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