ブーツのリペアに行ってきた

少し前のハナシになる。
昨年の11月9日、錦糸町のブーツショップ「オリジン」に、ブーツのリペアの問い合わせをした。
翌々週の23日の土曜日、電車を乗り継ぎブーツを持っていった。

11月だというのに、その日の天気は、今にも雪が降りそうな寒空だった。
履いているときは気にならないが、手で持つと意外に重いブーツをぶら下げて、錦糸町界隈をウロウロするkuroki。

はて?


地図ではもっと近くにあるハズなのに、まるで見つからない。
もう一度出発地点から探し直そうと思い、今来た道を戻っていたら、出発地点の錦糸町マリオットホテルの目と鼻の先に、そのショップはあった。
シャッターが閉まっていて見過ごしていたのだ。

え?シャッターが閉まっている?
今日は土曜日だからやってるハズだけど‥‥あっ!今日は祝日だった!
11月23日は勤労感謝の日だったのを、すっかり忘れていたのだ。

土曜日しか頭になかったkurokiは、無駄足を踏んだだけで、とぼとぼと自宅へ戻るのだった。

再びオリジンへ

年が変わって、2003年。
たまりにたまった振替休日を使い、仕事始めの1月6日(月)を休んで、再びブーツのリペアに向かった。
今回は慎重を期すために、伺う前に電話を入れておく。


錦糸町のオリジンに到着した。
ブーツを見せて、ソール(靴底)の張り替えをお願いしたところ、ショッキングなことを聞かされる。
NB101に使用されているビブラム製のソールは、既に生産終了していて、在庫も全く残っていないそうなのだ。若干性能の劣る国産ソールを代用として使うしかない、とのこと。

NB101ソールは、アスファルトを良く噛むことがとても気に入っていた。
立ちゴケの危機から、何度救ってくれたことか。
それゆえ、このソールがもう使えないことがショックだった。

しばらく思案したが、諦めて、国産のソールでリペアをお願いすることにした。

靴屋さん曰く、ここ数年、革とソールの供給に泣かされているそうだ。
気に入ったブーツは末永く使いたいと思っているのだが、こういう形で寿命が尽きてしまうのは悲しいことだ。
今後もこのブーツを履き続けていければなぁ‥‥。

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