ちょっと走りに開眼!?

しばらく封印していたバイクを、久しぶりに思いきり走らせる日がやってきた。
恒例の、Y’s FACTORY主催・筑波東コース走行会に参加したのだ。

なぜ、封印していたかというと、実は、kurokiの結婚が原因なんである。
やっぱり、結婚式で新郎が松葉杖じゃカッコつかんでしょう(式もやれるかどうかもわからないが)。
夏は仕事の合間に結婚式の準備。10月3日に挙式と披露宴。その直後に10日近く新婚旅行。その他諸々の雑務をこなしていたら‥‥あっという間に11月になっていた。

そして、今回の走行会も参加は直前になるまで決まらなかった。いや、決められなかった。
それは‥‥嫁からの許可がもらえないからなのさ。

「走りに行くの。じゃあ、わたしは!?」

ひーん(涙)。
そうやって嫁は、kurokiの自由を奪うのだ。

今回は久しぶりに走るため勘がかなり鈍っている上、コケたら「二度とバイクに乗るな」と言われるのが目に見えている。
慎重に慎重に走ることを、固く固く決意するのであった。


本日の天気はちょっと肌寒いが、カラッと晴れ渡った実に清々しい好天だった。椎名誠風に言えば「清く正しい日本の秋空」となるだろうか。
そんなステキな青空の下、久しぶりに思いっきり走れる、とおっても幸せなkurokiのはずだった。


走行待ち中。


いってきまーす。

しかし、そんなこと思う余裕はこれっぽっちもなかったのだ。

ぜんぜん‥‥走れない(涙)。

コーナリングの最中は身体カチコチ。
ブレーキリリースからの倒しこみもアマアマだし、狙ったとおりのラインに乗ることが出来ないし、スピードも乗らない。
焦ってラフにアクセルを開ければ、リアがずるん。


最終コーナーをガチガチ状態で立ち上がるkuroki。

すっかり自信を失った哀れな男は、秋空の下で、ふっとため息をつく。
どこまでも晴れ渡った空が、やけに皮肉だった。


よねさんから、

「今のスピードで、今の乗り方だと、コケたときはかなりイクね」

と諭され、懸案だったフォーム改善、リーン・インにトライすることにした。

実は、今までもいろいろ試してたんだよね。
積極的に体重を移動してみたり、腰を落としてみてるんだけど、イマイチ上手く行かない。
逆に、腰を落としたら遅くなる始末で、どうやったら次のステップに進めるのか、悩んでいたのだった。

最終セッションの途中、よねさんに呼び止められた。
停車しているバイクの上でコーナリングの姿勢をさせられたその瞬間、

「はいっ、コッチ向いてっ!」

真横から呼ばれて振り向いたら、「そう、その姿勢」。
ええっ!? こんなに内側を向くの!?
ほとんど真横を向くのである。これが正しい姿勢だとは思わなんだ。正に目からウロコ状態であった。

この姿勢を試すため、再度コースイン。
そしたら、面白いほどコーナー中の姿勢が安定するではないか!



もうちょっとで届くか!?

ちょっとステップアップするための光が見えたところで、最終セッションは終了した。
う~ん。もうちょっと走りたかったよ~。